廊下からの視線が気になる
求められるデザインの違い
居室の入口のドアに窓があると、職員の方は廊下から窓越しに入居者の方たちの様子が見えて、夜の巡回時にも音の配慮から扉を開けずに確認ができるというメリットがあります。一方で、入居者様によっては普段のプライバシーを重視され、廊下からは見えないようにしてほしいと思われる方もいらっしゃいます。このような場合には、入居者様の入れ替わり時に扉の交換を行っていました。しかし、ドアの交換には新しいドアを用意し施工業者も呼ばなければならず、その都度対応するのには時間と費用がかかってしまいます。
デザインも機能も大切に
そこで、当社では同じ扉で2つのシチュエーションを創り出すことを考えました。ガラスをさっとふさぐことができる工夫を窓縁に施し、窓のある状態とない状態を職員の方が簡単に切り替えできるようにすることで、ドアの交換をなくすことができます。職員の方も使いやすく、ご入居者様も快適な空間で過ごしていただけるよう、デザイン面と機能面を兼ね備えた扉をご提案いたします。